「似合う色」って?
9月に入り、驚くほど涼しい横浜です。
秋のファッションについても気になる方が増えているのではないでしょうか?
ところで!
この夏、非常に多くのお客様からの質問が多かった色について、
基本的な部分をお話しようと思います。
そもそも、なぜ自分が「パーソナルカラー診断」を受けたのか?
「パーソナルカラー診断」を受けようとしているのか?
そこにも繋がることになりますので、是非最後まで読んで欲しいです
「似合う色」がわかる、『パーソナルカラー診断』
『パーソナルカラー診断』とは、
ドレープ(120枚の布)を顔の近くにあてていき、その方が素敵で魅力的に見える色を探していきます。
1枚1枚のドレープは、お見合い相手のような感じで、可もなければ不可もなし。
そんな場合もあれば、明らかに、「不可!」「可!」という場合もあります。
このようにして、診断する者は、診断を受けてる方が本当に素敵に見え全体が調和する色を
真剣に探していきます。
そして、その結果が「似合うパーソナルカラー」となるわけです。
診断を受けた方が、より幸せな生活が送れるように選りすぐりなお見合い相手を選んだ!
そんなイメージです。
『パーソナルカラー診断』の結果を無視!?
次の写真は私の似合うTシャツです。
比較的店舗でも多く見かけるアースカラー的な深く暗い色が多くあります。
これを私が選んでいる理由は、当たり前なのですが『似合う色』だからです。
流行だから!とか、なんとなく!では選んでいません。
自分が素敵に見えるという視点で「似合う色」基準での判断です。
そして、お客様からの問いで多いのが「着るとなぜか変、しっくりこない」のはなぜか?です。
先ほども書きましたが、単純に「似合う色」を無視して、着たいものを選んでいるからです。
着たいもの=似合う色
この場合は、何も問題ないと思いますが、違っていたら当たり前ですが「似合わない色」になります。
ここでちゃんと思い出して欲しいのが、診断結果です。
診断する者は、診断を受けてる方が本当に素敵に見え全体が調和する色を
真剣に探していきます。
そこを無視しないでください!
ちゃんと「似合う色」という基準をお伝えしてあるのです。
それを着てこそ、素敵に見えるんです。
「似合う色」を具体的に考えてみる
お客様が目の前にいて説明しているときは、納得されて、
「似合わない色」についても、確かに!となるのですが、
どうも残念ながら忘れていくようです。
なので、もう1度「似合う色」という視点で『パーソナルカラー診断』を見ていきましょう。
まず、私の「似合う色」
私の「似合うパーソナルカラーは、Autumn、Winter」です。
ちょこっとだけややこしいのですが、『深く濃い色』というのが1番の条件なので、
ベースの色が何とかより、「深く濃いかどうか」が大事になります。
次に、濁り・やや温かみという順に「似合う色」はなっています。
【Spring・Summerのパーソナルカラーの人の場合】
先ほど私の「似合う色」の条件を書いたように、
単純には、なかなかいかないと思いますが、
あくまでも代表的な色での考え方で説明していきます。
「Spring・Summer」ともに、「明るい」がキーワードとなるパーソナルカラー
その「Spring・Summer」が似合う人が、私の似合うような色のTシャツを「似合う合わない!」と思うのは当然でです。
似合う要素が、全くないわけなので、似合うはずないのです。
そこを着てみたいからと買ってみたところで、実際着ようとしたら「なんか変!?」となるわけです。
【Autumn・Winterのパーソナルカラーの人の場合】
私は、先ほど自分のパーソナルカラーは、「Autumn・Winter」ですと記載しました。
それならば、「Autumn・Winter」のパーソナルカラーの人は、私と同じ色のTシャツが全員似合うのでしょうか?
答えは、「ブブー!」です。
なぜ、パーソナルカラーが「Autumn」なのか、なぜ「Winter」なのか
その要因によります。
パーソナルカラーが「Autumn」である理由が、イエローベースで濁色であること
パーソナルカラーが、「Winter」である理由が、ブルーベースでクリアなハッキリした色であること
こういう要素な人にとっては、私と同じ「Autumn」「Winter」であっても似合う要素が違う点から、
同じTシャツの色が似合うとは、言えなくなります。
「似合う色」のまとめ
何回も書いていますが、「似合う色」を考える時『パーソナルカラー診断』の結果を無視するな!
この一言に尽きるのです。
「パーソナルカラー診断」の結果、似合わないとされた色の洋服は、似合わなくて当然です。
そして、それを「似合う」ように着ることは至難の業で、それをするためには、
髪の毛を染め直し、カラコンして、肌の質感も変える。
それくらいまですれば、「似合う」かもしれません。
それほど、無理なことをしようとしていることを理解してください。
但し、なんか変!?と思ったら着たらいけない。
そんなことはありません。
変な気がするけれど着たい!というのであれば、「パーソナルカラー診断」の結果など無視して着るのも
それは、それでありです。
ただ、他の方から見て素敵かどうか?
そこは全くの別問題なだけです。