骨格診断で「わからなくなった」あなたへ。
── その違和感、実は当たり前なんです。
先日、SNSで気になる投稿を目にしました。
「イベントで骨格診断を受けたけれど、上半身と下半身でタイプが違って、
かえって何を着ればいいか分からなくなった!」と。
それを読んで、私は思いました。
「うん、それは当然の感覚かもしれません」と。
イベントでの診断は、あくまで“入り口”
イベントでの骨格診断は、時間が限られています。
短時間でピンポイントに「あなたにはこの服が似合います」とまで
言い切るのは、実はとても難しいこと。
ごくまれに、「これは間違いなくこのタイプ!」と明確にわかる方もいらっしゃいます。
そういった場合はすぐに洋服のアドバイスまでできるのですが、
私が7年間で300名以上診断してきた経験から言って、それは本当に『稀』なケースです。
イベント診断で混乱するのは、あなたのせいではありません。
「なんとなくの方向性を知るためのもの」として捉えていただけるといいかもしれません。
そもそも、骨格は混ざっていて当たり前
そしてもう一つ。
私たちは、父と母の両方の遺伝子を受け継いで生まれていますよね。
つまり、骨格タイプが「混ざっている」可能性が高いということ。
むしろ、どちらか一方の特徴だけしか持っていない方が珍しいのです。
さらにその上には、祖父母の代もある。
当然ながら、複数の骨格要素が複雑にミックスされているのが、私たち人間なんです。
「タイプが混ざっている」だけでは、納得できない
よくあるのが、
「あなたはストレートとナチュラルのミックスタイプです」
と言われただけで終わってしまうケース。
でも、それだけでは「で、結局どう着ればいいの?」となりませんか?
本当に知りたいのは、
✔ どこがどう混ざっているのか
✔ どんな風に着こなせば素敵に見えるのか
✔ 逆に、どんな着方だと違和感が出るのか
そういった『あなただけのバランス』に基づいたアドバイスではないでしょうか?
骨格診断は、「触れる」ことが重要
骨格診断は、見た目だけではわかりません。
骨の大きさ、関節の形、筋肉や脂肪のつき方──
実際に触れて確認することで、ようやく全体像が見えてきます。
だからこそ、「どこまで見てもらえて、どこまで説明してもらえるのか?」
それが、骨格診断を受ける際の重要なポイントになります。
カラー診断も同じです
これはパーソナルカラー診断でも同じ。
「似合う色はこれです!」と『単色だけ』伝えられても、
実際にどう組み合わせていいか分からない…と困ってしまう方も多いのです。
たとえば、
「私はこの色しか着ちゃいけないの?」
「一生、ワンピースだけ?」
なんて思ってしまうことも。
似合う色×素材×着こなしまでトータルで伝えてこそ、診断の本当の価値が生まれます。
まとめ:短時間の診断に“すべて”を求めないで
骨格診断も、カラー診断も、
短時間のイベントやワンショットで「自分に本当に似合う」が全てわかるわけではありません。
ですが逆に言えば、
丁寧に見てもらえば『あなただけの似合う』は必ず見つかります。
モヤモヤを残したままにせず、
「納得できる診断」を受けたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたがもっとラクに、もっと輝けるファッションに出会えるよう
丁寧に「混ざり」を見極め、アドバイスさせていただきます。
 
       
   